たまにはアナログも…

実名を出すには些細なことなので、某居酒屋としておこう。
いまどきの居酒屋は、オーダーエントリーで店員が電卓のような端末を操作するか、小型液晶テレビのような端末を顧客が操作するものが100%普及しているものと思っていたが、古くからあるその居酒屋は、未だ手書きで注文を書いていた。しかも、オーダーエントリー並に注文してから運ばれてくるのが早く、しかも最後のお粥(レンジの時間を間違えた?)以外は、食べごろの温かさであった。
確かに、オーダーエントリーは、間違いも少なく、早いという点では便利であるが、あの「ピッ、ピッ」と押した時に鳴る音は、何ともあじけなく、食欲が湧かない。
しかも、「注文を書いて、厨房にオーダーを通す→厨房がオーダーを復唱して調理に入る→出来上がったものを復唱して受け取り、テーブルに届ける」という動作は、従業員の働き甲斐を考えると、自然で良いと思うのは私だけであろうか?端末を押して、注文されたものを運ぶだけ、またはお客と対話もせず、端末で送られてきたものを運ぶだけの職場って、ものすごく味気ないと思うのだが…